インティワタナ
遺跡の中で特に人気があり、人が集まっている場所は、「インティワタナ」という石造物がある所です。これは、日時計の役割を果たしていたのではないかといわれているもので、遠い昔から、冬至の日には、神官らが、太陽が軌道を離れないように、石に紐(ひも)で縛り付ける儀式を行っていたと、伝えられています。
この行事の歴史学的解釈はさておき、この石の突き出た部分に手をかざすと、手の血行が良くなり温かく感じられるといわれています。現に、そこを訪ねるたびに、多くの観光客が、しばらく石の先端に手を置いて、放射されているエネルギーを感じ取っている場面に出くわします。マチュピチュは不思議なパワーを発していて、霊感渦巻く所とも言われているようです。科学的に証明できるかどうかは別にして、やはり、考えるより感じるということが一番重要だと思います。
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