スピリチュアル・パワースポットの旅
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ウルル(エアーズロック)

「世界のへそ」と言われる、周囲約9Km、海抜867m(地上からの高さは348m)の世界最大の一枚岩として、年間40万人もの観光客が訪れるこの地は、周辺地域に住むアボリジニにとっては非常に神聖な場所なのです。アボリジニは、この巨大な岩をウルルと呼び、祖先神霊の残した聖跡として今も崇めています。しかし、外部からやってきた観光客は、土足で聖地に登って行きます。登り口には看板が立てられていて、そこには、「この岩は先住民にとって聖地であり、出来れば登ってほしくない」と世界各国の言葉で書かれているそうです。これから訪れる人は、先住民の文化的背景を考慮して考えて行動すべきだと強く感じました。ウルルのエネルギーは、登らなくても感じることはできるはずです。ウルルを見上げながら周囲をゆっくり歩く方がウルルの偉大さを感じることができると思います。

ウルルは、土に含まれた鉄分が酸化し燃えるように赤い岩肌は、太陽の光の動きにあわせ時間とともに7色に変化すると言います。サンセットとサンライズ時で形が異なって見えることにもあるそうです。ノッチと呼ばれる風の浸食によって出来た巨大なくぼみ、六角形に侵食された穴などがあり、ウルル表面の色、裂け目などにはそれぞれ意味があり精霊が宿っているとされています。

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